柿渋の重ね染めについて
柿渋は植物染料なのでどうしても化学染料のような堅牢性はありません。
(詳しくは「それぞれの染め方:柿渋染め」「初めにお読みください」をご覧ください)
その代わり色の変化や使い方の違いによる色落ちの仕方など、「使い込んでいく」「育てていく」楽しみがあります。

……そうは言っても限界があるのも確かです。

しかし柿渋のいいところは、重ねて染めれば染めるほど、使っていなければ出ない味がでてくることです。
柿渋で染められた酒袋を使った鞄などがありますが、あれは毎年夏に重ね染めしながら何年も使い続けたものだからこその味わいです。
化学染料は色が褪せたらそれでお終いということも多いですが、柿渋でそれはもったいない!です。

使い込んだ布は柿渋の染まりもよくなっています。
新品より色が奥まで入り込むので、染めを重ねるほどに色落ちもしにくくなっていくのです。
そこで色が褪せたから捨てるなんてもったいないことをせずに、もっともっと育てていってもらうために「柿渋の重ね染め」サービスをすることにしました。

「あずま袋やエプロンなどの柿渋染めの布だけで構成されたもの、また持ち手の革などが柿渋で染まってしまっても構わないもの」は重ね染めを承ります。
(柿渋染めは日により当たった部分が濃く発色する性質上、製品染めではムラが多く発生します。鞄の内側などは顕著に表れます。ご了承ください)

今のところは往復の送料をご負担いただければ "1回目は無料" で重ね染めいたしますので、色褪せを気にして仕舞っておくなんてことはせずに、どんどん使ってください。

重ね染めについてのお問い合わせは、左メニューの「お問い合わせ」からお願いいたします。